代数学1 | 3MA(A組) | 月2水2:前期 | −−−− |
電子計算機及び実習 | 2MA | 月34:後期 | −−−− |
数学研究1 |
3MA 代数分野 |
木3:前期 | −−−− |
木4:前期 | |||
数学研究2 | 3MA(青木研) | 木34:後期 | −−−− |
卒業研究 | 4MA | −−−− | −−−− |
修士ゼミ | 大学院 | −−−− | −−−− |
学生:2年生2名・1年生1名
2年生のうち1名は、昨年度に引き続き「Hilbert Modular Forms」(Freitag)をテキストに保型形式の基本的事項を学習した。修士論文「Weierstrass のペー関数から得られる商空間」は、楕円関数論にてあらわれるペー関数を2変数関数とみなし、その定義域を、ペー関数の保型性から定まる不連続群で割った商空間の構造について調べたものである。
2年生のもう1名は、「Coding Theory and Number Theory」(Hiramatsu, Koehler)を
テキストに符号理論の基礎を学び、その後、符号のゼータ関数とそのリーマン予想について学習した。修士論文「符号のゼータ関数について」は、符号より定義されるゼータ関数のリーマン予想について考察したものである。
1年生の1名は、アフィンリー環の基本事項について、Macdonaldの元論文やブルバキを参考に学習した。
受講生:10名
テキスト:フルヴィッツ・クーラント「楕円関数論」(シュプリンガー東京):1名
:高木貞治「初等整数論講義」(共立出版):7名
:Ebeling「Lattices and Codes」(Vieweg):2名
受講生:9名
テキスト:Underwood Dudley「A guide to Elementary Number Theory」:9名
<前期>
4月12日 (AB組共通)受講ガイダンス・講義概説
4月14日 群・環の定義と例
4月19日 部分群の定義と例
4月21日 剰余類・ラグランジェの定理
4月26日 正規部分群
4月28日 準同型写像・準同型定理
5月 3日 (祝日)休講
5月 5日 (祝日)休講
5月10日 <<小テスト1回目>>
5月12日 小テスト解説・巡回群
5月17日 群の直積
5月19日 有限生成アーベル群の基本定理
5月24日 群の作用・類等式
5月26日 シローの定理
5月31日 群の可解性
6月 2日 群論全体のまとめ
6月 7日 <<小テスト2回目>>(代講)
6月 9日 小テスト解説(代講)
6月14日 環・イデアルの定義と例
6月16日 準同型写像・準同型定理
6月21日 環とイデアルの例
6月23日 商体
6月28日 中国剰余定理・極大イデアルと素イデアル
6月30日 PID・UFD
7月 5日 <<小テスト3回目>>
7月 7日 小テスト解説
7月12日 ユークリッド環・多項式環とUFD
7月14日 体論の初歩・メビウスの反転公式
7月19日 特別講義(代講)
7月21日 ネーター環
8月 2日 <後期末テスト>(試験期間中)
青木 宏樹
Last modified: Wed Jun 8 12:59:57 JST 2011